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この時期、各所で文化財の公開があって、人並みに見たい気持ちはありますが、人でごった返しているその風景を想像するだけで、気持ちが失せてしまいます。
文化財ほど古くもなく、まして現実にはもう存在しないマンガの聖地「トキワ荘」の記念碑が、豊島区・南長崎花咲公園に出来ました。
所用で池袋に泊まったので、翌朝、椎名町ニコニコ商店街に散歩がてら出掛けました。 商店街の入口から街路灯には「トキワ荘通り」のパナペットがゆれていて、伝説の場所に来たなー、という気持ちで盛り上がってきました。
ニコニコ商店街を過ぎた頃の公園に、その記念碑はありましたが、商店街自体はやはりさびしい人通りで、山手線から一駅外に出るだけで、こうも人通りが変わるのか、と思うほどです。しかし、日ごろ、人通りのさびしい商店街にいる自分には「ホッとする」空間です。
最近、その「ホッとする」というのが商店街の一番の良さのように思います。
トキワ荘跡地には、会社の社屋が建っていました。
昭和28年初め頃、トキワ荘の完成と同時に手塚治虫が入居しています。その大晦日に、寺田ヒロオが入居したそうです。
そして昭和57年(1981年)、老朽化のため解体されるまでの間、トキワ荘の歴史は藤子A氏のマンガによって詳しく描かれているのです。
つづく
写真上 : アラン・シルベスタインの記念碑的デビュー作 写真下 : 「トキワ荘記念碑」
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