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麻生総理大臣が、東京駅付近の本屋で、10冊程の本をまとめ買いしたニュースを最近見ました。
が、その中にマンガが含まれてなかったことは残念でした。
最近の映画をはじめ、各分野において、マンガを抜きに文化は成り立たなくなっているように感じています。
麻生総理は「マンガ脳」と呼ばれようと、マンガを読むことを隠す必要はなく、それは恥ずかしいことではありません。
今日、合格発表のあった東大新入生にも、ぜひ読んで欲しいマンガがあります。
滝田ゆう「寺島町奇譚」です。
東京の下町、スタンドバー・ドンに住む少年の周辺の物語。 事件らしい事件は起きないのですが、傑作です。
最終章「蛍の光」では63年程前の今日、 3月10日の東京大空襲で、スタンドバー・ドンも焼けてしまい、界隈は焼け野原になります。
棲家を失った少年が、汽車で東京を離れるところで物語は終わるマンガですが、その絵とセリフは映画を超えたものがあります。
昭和35年、短い会社生命を終え、消えた日本の時計メーカー 「TAKANO」は幻のメーカーでした。
そのタカノの腕時計は、どことなく「寺島町奇譚」とダブって見えるのです。
写真上 : TAKANO「スーパー」手巻き 写真下 : 滝田ゆう「寺島町奇譚」
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