2019年12月29日
今年の営業も今日、明日の午前中を残すのみとなりました。
何だか時間の過ぎるのが早すぎて、まだまだ扱いたい時計や
眼鏡があったような気がしています。
このように常にモノ足りない状態もまだまだ続きそうな、
悟れないワタクシ
来年は「東京五輪」
暮れの整理中、押し入れの中から1964年の「東京五輪」のメダルが出てきました。
さて来年はどんな年になるのでしょうか、
今年もお世話になりました。
くる年も何卒よろしくお願い申し上げます。
みなさまには穏やかな良い年をお迎え下さいますよう。
ビジュ寺口
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2019年12月20日
ことしもあと10日を残すばかりで気持ちはあせっている
毎年同じ事を想い、同じ様に過ごすことになります。
そろそろ大掃除のシーズンですが
「めがね」用のコンパウンドでピカピカの
めがねでお正月を迎える、というのもよいかもしれません。
靴磨きがわりと好き、という方には是非オススメします。
今年の修理作業は一段落、あとは個人用の時計でも修理するつもりです。ただし、修理品を預かればそちらを優先することになりますので、個人的なモノは常に後回しとなります。
LONGINES : 1920年代・手巻き・SVケース・ホーロー文字盤
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2019年12月9日
まだ師走の雰囲気は薄い今日この頃
お客様に頼まれたCASIO「G-SHOCK」は・・・
ブラックの「ロイヤルオーク」系!!
GA-2100-1AJF : ¥13,500(税抜)
アナログで9時位置のスモセコ・スタイルです。
Jean Paul Menicucci 特注カーフ・ストラップ
イイ雰囲気
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2019年12月3日
師走に入りました。
スポーツ時計からヴィンテージ時計の季節にドップリ浸かる季節が到来しました。
角型の腕時計に角型のムーブメントが入っていると
得をした気になります。
当たり前のようで、当たり前ではなく、単に角型のデザインを描くだけでなく、ムーブメントから製作する手間ヒマがかかっているのです。
師走になり、近撥弦楽器謹製のギターの弦を張替えました。
ボロロロ〜ン
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2019年11月8日
空気がヒンヤリしてきて本日は「立冬」です。
もう年末の気分になります。
Breguet : Aeronavale 1950年代 フランス空軍用
小松市の名勝「那谷寺」で今月中秘仏が公開されています。
初公開で、写真撮りは禁止につき、ここでその画像をお見せるすることは出来ませんが、
鎌倉時代の木仏「不動明王」です。
それを目当てに平日にもかかわらず、県外ナンバーの車が大半を占めていました。やはり古い「仏像」ファンは多いのを実感、「古時計」などまだまだ駆け出しモノといったところです。
那谷寺の奇岩群はリトル敦煌窟のようで、半分紅葉していました。
月末はスゴイ紅葉が見れると思います。
Jaeger Lecoultre : 「etrier」 1950年代
もともと「寺口時計店」とは那谷寺の表参道付近にあり、
初代はその地で時計修理業をはじめた歴史があります。
那谷寺と言う場所は当店にとってルーツを巡る巡礼地でもありました。
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2019年10月14日
台風19号が日本を通り過ぎて行った。
巨大な台風の雨雲、今は衛生画像でリアルタイムに確認出来るので、
綿菓子のように太平洋上の雲を巻き込んで巨大化する姿は恐怖で、
連休のイベントもすべて中止となりました。
ORIENT : グランプリ・オリエント・スペシャル・1960年代・手巻き
1960年代〜70年代にかけて作られた国産腕時計は、どれも
個性的な味を備えており、このオリエントは明らかにスイスの
高級路線を模したデザインですが、外観だけでなく、
ムーブメントも含めたトータルに意気込みの高さを感じさせてくれる
腕時計なのです。
台風19号が接近する日、当然ながら、店には誰も来ない一日で、
台風の進路をネットで眺めていましたが、暴風雨の中、
金沢「もっきりや」の「3 KINGS」ライヴに出掛けました。
1970年代から現役の彼ら、こちらもスゴかった。
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2019年10月3日
消費税10%
この混乱はしばらく続きそうで、
TAX 100%のエラーも出たショップもあるとかないとか・・・
しかし、笑い話ではなく、この先それもありえる現実として、
小説を遥かに超える現代です。
「荒井良二・未来へ!」展が小松市で開催中です。
絵本作家の荒井氏による世界が展開されていて、現実からはみ出した氏の頭の中を覗くようで、子供というより大人も楽しい展覧会になっています。
JAEGER LE COULTRE : Etrier 1960年代・ドライバー・ウォッチ
消費税という言葉さえない、古き良き時代腕時計
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2019年9月17日
東京2020の花形でもある「マラソン」その代表レースの中継を見て思いましたが、厳しい振るい落としの世界だと思いました。
スポーツは本来、楽しむものであるとか、健康の為というものはそこにはなく、ギリギリまで追い込んで、追い込んで、生き残りをかけた崖のような世界でした。
今頃何言ってんの・・・と言われますが・・・
SEIKO : Crown Chronograph 1964年 : 3rdモデル
1964年秋にはさらに3rdが発表されます。
やはり不評であったのか、ここではカレンダーはなくなっています。
回転ベゼルはダイバーズ・ウォッチのような黒ベゼルに変更され、非常にシンプルな印象を受けます。
裏蓋の刻印は2nd同様、「竜の落とし子」で、ムーヴメントは1stから変更はありません。
1960年代の高度成長期の真只中、マイナーチェンジで新作を売りまくる日本方式は既に確立されているようです。
どれが好みかは各々にお任せするとして、こうして1964年日本最初のクロノグラフの歴史がはじまりました。
24時間 毎分手書きの時分針を書き直されるクロック
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2019年9月15日
東京2020の花形でもある「マラソン」その代表レースの中継を見ながら作業をしています。
セイコーの「クラウン・クロノグラフ」には経過を測るレジスターを持たないため、回転ベゼルをセットして分を確認するわけですが、1時間を超えるマラソンではもはや、お手上げです。
SEIKO : Crown Chronograph 1964年 : 2nd
クラウン・クロノグラフ・1stモデルは黒のプラスチック・回転ベゼルを採用しましたが、落下や衝撃に弱く破損が頻発したため、夏にはすぐに後継モデルが製造されます。単なるマイナー・チェンジのモデルか、とも思われますが。
同型の回転ベゼルはスチールで作られ、これは不要だと思いますが、カレンダーも装備されました。
裏蓋の刻印もここでは「竜の落とし子」になっていて、オリンピック以降に対応する意図が読み取れます。
JOHN COLTRANE : 「The Lost Album」
1963年に録音されたまま、お蔵入りしていたコルトレーン全盛期の演奏が最近発表されました。過激な演奏になる直前のモノ故、本人には物足りなさがあったのかも・・・
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