2019年9月17日
東京2020の花形でもある「マラソン」その代表レースの中継を見て思いましたが、厳しい振るい落としの世界だと思いました。
スポーツは本来、楽しむものであるとか、健康の為というものはそこにはなく、ギリギリまで追い込んで、追い込んで、生き残りをかけた崖のような世界でした。
今頃何言ってんの・・・と言われますが・・・
SEIKO : Crown Chronograph 1964年 : 3rdモデル
1964年秋にはさらに3rdが発表されます。
やはり不評であったのか、ここではカレンダーはなくなっています。
回転ベゼルはダイバーズ・ウォッチのような黒ベゼルに変更され、非常にシンプルな印象を受けます。
裏蓋の刻印は2nd同様、「竜の落とし子」で、ムーヴメントは1stから変更はありません。
1960年代の高度成長期の真只中、マイナーチェンジで新作を売りまくる日本方式は既に確立されているようです。
どれが好みかは各々にお任せするとして、こうして1964年日本最初のクロノグラフの歴史がはじまりました。
24時間 毎分手書きの時分針を書き直されるクロック
クリックで拡大します。
いいね
2019年9月15日
東京2020の花形でもある「マラソン」その代表レースの中継を見ながら作業をしています。
セイコーの「クラウン・クロノグラフ」には経過を測るレジスターを持たないため、回転ベゼルをセットして分を確認するわけですが、1時間を超えるマラソンではもはや、お手上げです。
SEIKO : Crown Chronograph 1964年 : 2nd
クラウン・クロノグラフ・1stモデルは黒のプラスチック・回転ベゼルを採用しましたが、落下や衝撃に弱く破損が頻発したため、夏にはすぐに後継モデルが製造されます。単なるマイナー・チェンジのモデルか、とも思われますが。
同型の回転ベゼルはスチールで作られ、これは不要だと思いますが、カレンダーも装備されました。
裏蓋の刻印もここでは「竜の落とし子」になっていて、オリンピック以降に対応する意図が読み取れます。
JOHN COLTRANE : 「The Lost Album」
1963年に録音されたまま、お蔵入りしていたコルトレーン全盛期の演奏が最近発表されました。過激な演奏になる直前のモノ故、本人には物足りなさがあったのかも・・・
クリックで拡大します。
いいね
2019年9月13日
ラグビーW杯が今週から始まると、いよいよ「東京2020」が近づいて来る感じで、
何か焦ってくる感じ、何に焦るのか分かりませんが・・・
50何年か振りの東京五輪
SEIKO : Crown Chronograph 1964年
1964年「東京五輪」に合わせて作られた日本初のクロノグラフ
セイコー・クラウンの手巻きムーブメントにワンプッシュ・クロノグラフの機構を積んだことで、「クラウン・クロノグラフ」と呼ばれています。
裏フタには聖火のトーチが刻印されていて、五輪を盛上げる雰囲気が伝わってきますし、この刻印は最初のモデルだけとなっています。
短距離を測るための腕時計としてあわてて発売した感があり、この大会で男子100m、9秒9の記録も出ています。
50数年経ってもまだ9秒台ということで、厳しい世界です。
Grateful Dead : 「AOXOMOXOA 」50th記念盤
一方、こちらは実にユルい世界を展開しています。
3Dジャケットを採用、というか立体ジャケがノスタルジックです。
どっちから読んでもアホラソラシド・・・アオクソモクソア
こちらは50th記念オマケ二枚目LIVE盤の方がスゴく良いです。
まだこんなモノが眠っているとは・・・
クリックで拡大します。
いいね