bijoux teraguchi Blog

クルクルルーム

カムバック

2020年12月22日

 

店頭の「Alain Silberstein 」の掛時計「MURALE」が復活しました。

糸が切れて分銅が落下(二度目) 床が破損して、修繕した際、時計内部もかなりダメージが見られたのでメンテナンスをしていました。

 

 

その下にあるのが、

「SEIKO : クリスタルクロノメーター QC-951」です。

 

1963年に開発されたクォーツ時計

3kgもするモノで、1959年5月、オリンピック開催地に東京がえらばれると、セイコーは公式時計の担当、それに向けた時計装置の開発の準備に着手しました。

これまでの時計のイメージを根底から覆す、高精度な水晶時計がこの「QC-951」です。

作動温度範囲は−10〜50°Cで、真夏の炎天下から真冬の氷点下にいたるまで、厳しい使用条件下でも正確に作動する様につくられています。

一般的にクォーツ時計は「セイコー・アストロン35SQ」の1969年と言う事になっていますが、腕時計に先駆けてこんな開発があったのです。

 

 

 

 

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見た目は50%に過ぎない

2020年11月19日

 

BULOVA : U.S.Airforces

 

1940年代よりアメリカで作られた「ブローバ」のムーブメント

これは1960年代、ショック機能を備えたモノです。

これはスイスの高級時計に組み込まれたムーブメントかと思う程の

クォリティーの高いモノです。当時はアメリカに於いてもこんな

モノ作りが行われていたのでした。

 

 

KING SEIKO : 1967年・手巻き

 

「キングセイコー」のセカンドモデルに於ける改革は秒規制レバーを

組み込まれたことです。ここに手巻きの高級化は完成の域に達しています。

「グランドセイコー」「キングセイコー」共に1960年代のモノはスゴイと

思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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GO TO トラベル#2

2020年10月24日

 

日本の鉄道時計・シチズン「ホーマー」には1980年代からはクォーツになっていきました。これは時代の流れの中では当たり前のことですが、当初はセイコー「19型ポケット時計」同様、5年程の電池寿命のムーブメントが使用されました。

電池は3Vのリチューム電池によるムーブメントですが、数年で、1,5Vのムーブメントに切り替っています。

たぶん、機械のトラブルが多かったのだろうと思います。

 

 

1989年(平成元年)  CITIZEN :  Homer 

 

 

1985年(昭和60年) CITIZEN : Homer ・国鉄広島局

 

顔立ちは同じですが、それぞれの年による違いが面白い鉄道時計です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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GO TO トラベル

2020年10月15日

「GO TOトラベル」キャンペーンによってようやく人の動きも出てきた様子

 

行楽の秋、やはりどこかに出かけたい気分が高まってきます。

 

 

 

「乗りテツ」「撮りテツ」「読みテツ」「飲みテツ」いろいろな鉄道マニアがありますが、ブツとしては「時計」もマニアの一アイテムではないでしょうか。

 

列車の運転席に置く「19セイコー」懐中時計に対して、腕時計は「ホーマー」に決まっています。どちらも比較的安価に手に入ることで、根強い人気があります。

 

 

 

年式と使用された場所が分かることで、楽しいモノです。

 

 

 

手巻きの機械というだけではなく、秒針を止める機能も付かなければいけないのが、日本の鉄道の厳しさでもあります。

そもそも、時計の発達過程は「軍用」と「鉄道」によるところが大きいのです。

これは全ての技術に言えるでしょうが。

 

 

 

 

 

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夏のおわり

2020年8月31日

 

8月も本日まで、

コロナ禍の日々は続いているので、メリハリに欠けている日々が過ぎています。

 

なかなか手をつけれなかった修理を順番にしていて、

 

 

CITIZEN : 「Crystal Seven」1977年製の自動巻き時計を修理していて、

裏蓋の内側に前回修理の記録が記されており、

それは父親が24年前に修理をした時計でした。

 

「H8.12.28」の前には父親のイニシャルが記されていました。

 

え〜と、今年は平成32年なので・・・ということで、

 

24年経って私が修理をさせて頂けることは、何か幸せを感じてしまいました。

 

 

 

以前よりそのままになって放置していた、

分銅引きの掛時計はかなり古いモノで、詳しい人に見てもらいましたが、

いつのモノか、どこの国かは判明しないまま、修理をしています。

 

 

 

こちらは今年中にできれば良いかなァ〜という感じです。

 

 

 

 

 

 

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GO TO 営業

2020年7月21日

 

夏の連休前ですが、「梅雨」はつづいています。

 

 

 

 

防水力のない時計は、この時節、風防内部が曇ってきます。

最も気をつけなければいけない季節でもあります。

 

 

 

この春の「ステイホーム」以降、整理、断捨離する方も多いみたいで、

これらの懐中時計も、お客さんからお譲り頂いた品です。

 

1958年製造のセイコー19型懐中時計、1930年代のオメガ懐中時計、

90年も経っていますが、整備後一日一分位の誤差で動いています。

 

連休中は「通常営業」をしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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切り替えの季節

2020年6月16日

 

六月に入ってすっかり夏を感じる季節になりましたが、

今年に限っては「新型コロナ」の影響もあって、

ステイホーム・自粛ムードが持続中です。

 

ステイホームで一番多く聞くのは「断捨離」「ネット通販」の話で、

当店で目立つのは、整理していて動かない「修理品」でしょうか。

 

 

 

 

 

 

「断捨離」の波に乗って買取品も期待していますが・・・

 

 

 

 

お使いにならない「ヴィンテージ・ウォッチ」

整理していて机の中から出てきた「動かない時計」等

ございましたら是非ともお持ち下さい。

査定をさせて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

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6月

2020年6月1日

 

本日から六月に突入しました。

冬に始まったコロナ禍は続いていますが、完全な夏になってしまいました。

 

 

 

夏はダイバーズのシーズン!!

当店では防水モデルの修理後は防水テストを行いますが、

10気圧までのテストです。

ただ、プラ風防のSUBMARINERで潜る方は、さすがに居ないだろう、今日この頃です。

 

vintageのROLEX・スポーツが安く出回らないものかと待ちわびる方も多いこの頃です。

 

 

 

 

 

夏時間として、店の営業時間も少し変更致しました。

 

オープンは10時

クローズは19時

水曜・第四火曜日は定休日となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ステイホーム解除

2020年5月30日

 

本日 から全国的に「ステイホーム」が解除となりました。

 

 

 

 

長かったようで、アッと言う間でもあり、

この期間に日頃出来ない修理や制作を、と考えていましたが、

結局ヒマな時間に甘んじてしまい、何も出来ませんでした。

 

 

 

県内を散策中、寺の境内で見つけた「日時計」

しかし時間は合っていなかった。向きが違うのでしょう。

 

 

 

 

営業時間短縮で、天気の良い日には安宅海岸まで、

チャリで15分、日没が眺められることは得した気分でした。

 

 

 

 

 

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ステイホーム週間

2020年4月25日

 

本日 から「ステイホーム週間」が始まりました。

 

 

 

CITIZEN : カレンダー・ウォッチ 1951年(昭和27年)

 

 

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

当方の営業は当面 午前10時〜午後6時とさせて頂きます。

 

休日は今までと同じ、毎水曜日と第4火曜日です。

 

「ステイホーム週間」を健やかにお過ごし下さい。

 

 

 

 

 

 

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