2020年10月24日
日本の鉄道時計・シチズン「ホーマー」には1980年代からはクォーツになっていきました。これは時代の流れの中では当たり前のことですが、当初はセイコー「19型ポケット時計」同様、5年程の電池寿命のムーブメントが使用されました。
電池は3Vのリチューム電池によるムーブメントですが、数年で、1,5Vのムーブメントに切り替っています。
たぶん、機械のトラブルが多かったのだろうと思います。
1989年(平成元年) CITIZEN : Homer
1985年(昭和60年) CITIZEN : Homer ・国鉄広島局
顔立ちは同じですが、それぞれの年による違いが面白い鉄道時計です。
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2020年10月15日
「GO TOトラベル」キャンペーンによってようやく人の動きも出てきた様子
行楽の秋、やはりどこかに出かけたい気分が高まってきます。
「乗りテツ」「撮りテツ」「読みテツ」「飲みテツ」いろいろな鉄道マニアがありますが、ブツとしては「時計」もマニアの一アイテムではないでしょうか。
列車の運転席に置く「19セイコー」懐中時計に対して、腕時計は「ホーマー」に決まっています。どちらも比較的安価に手に入ることで、根強い人気があります。
年式と使用された場所が分かることで、楽しいモノです。
手巻きの機械というだけではなく、秒針を止める機能も付かなければいけないのが、日本の鉄道の厳しさでもあります。
そもそも、時計の発達過程は「軍用」と「鉄道」によるところが大きいのです。
これは全ての技術に言えるでしょうが。
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