2021年2月28日
「二月は逃げる」と言って、すぐに過ぎると、祖母がいっていましたが、
その言葉のとおり、今月も時間は速度を増して過ぎました。
ちなみに「一月は去(い)ぬ」「三月は去る」とも言っていました。
結局どれも早く過ぎるということか・・・
ROLEX : SUBMARINER DATE 1997年製
25年前に新品でお買上頂いたお客様持参のサブマリーナ修理品
25年間使い続けられたキズや回転ベゼルの経年変化、退色が実にイイ感じで、外装のキズはそのままにしました。
キズはダメージではなく歴史かと・・・消し去るのは惜しい気がしました。
Chick corea : return to forever 1972年
この二月に亡くなったチック・コリアの好きなアルバム
フュージョンというジャンルを押し広めた功績は大きい
何十年振りに聴いてみましたが、やはり良かった。
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2021年2月8日
立春を過ぎると、昔は「学生時計」のシーズンで、
時計屋では一年で一番忙しい季節を迎えていました。
いまでは「学生時計」という単語はない昔話です。
私事ではありますが、学生時計は「CITIZEN」自動巻きでした。
親や時計屋の主人は何故か「SEIKO」推しだったことを覚えています。
CITIZEN : RECORDMASTER 1967年
セイコー「クラウン・クロノグラフ」の影に隠れていますが、
「レコードマスター」はシチズン初の手巻きクロノグラフです。
セイコー「クラウン・クロノグラフ」と違うのは4時位置にリセットボタンが付く点です。
これによりスタート、ストップ作業が可能となります。
簡素化されたクロノグラフ機構がナカナカ素晴らしいと思います。
たぶん3年前のセイコーのムーヴメントをかなり研究した結果生まれた
ムーヴメントかと思われるのと、市場に出回ることがあまりないことで、
幻の時計になっています。
この時計は私物で、時々使用していましたが、何十年か振りに
オーバーホールを行いました。
この時計もまた、現在70歳位の方の「学生時計」だったかもしれません。
Joni Mitchell : 1960年代のアーカイヴ ★★★
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