2023年9月5日
GUB : GLASHUTE-SA / 1956年・旧東ドイツ製・手巻き
「GENEVE」という表記はスイスに於いて最高級の品質を保証する品のみ文字盤上に表記を許され、「CHRONOMETER」の以上に工芸品的な仕上げを要求されるものです。
ドイツに於いては「GLASHUTE-SA」がそれに当たります。
ただ、スイスとは違い工芸品的仕上げまではなされていません。
1950年代のこの手巻きは「GUB」社製の手巻き時計で、現在の
「A.Lange & Sohne.co」社の古いモデルです。
現在の高級時計も過去ではごく普通のモデルが多く存在していました。
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2023年7月11日
少し前の新聞に「PATEK PHILIPPE」の落札記事を見つけました。
中国最後の皇帝「溥儀・ふぎ」が所有していたスペシャルなモデルで、アジアのコレクターが8億7千万円で落札した模様です。
腕時計としては非常に高額には違いありませんが、最近の色々なニュースの中では金額的にはもう驚かなくなっています。
「パテック」や「ロレックス」のスペシャル・モデルに関しては普通に億超えのモノも珍しくなく、ポケモンカードでも億超えのカードが出現するモンスターな世界に突入している現実の中では、溥儀の時計さえも地味で話題にもならないニュースとして、片隅にヒッソリと掲載された印象でした。
これも少し前のことですが、福井県の鯖江市に世界最大の眼鏡組織である「ルックスオティカ」の日本工場が建設され、工場見学に行きました。海外の賓客を迎えるためか、枯山水の石庭や四季の庭には錦鯉が泳ぐ凄いところでした。
残念ながら、内部はメガネ以外は撮影禁止でした。
OLIVER PEOPLESの新作
これまた少し前になりますが、京都・二条城を一部を利用して行われたファッション写真展は、国宝の贅沢な空間を利用しての展覧会ということもあり、世界中からVIPな方達も集結していました。
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2023年5月16日
当店のご町内に最近「レコード屋」さんがオープンしました。
息子世代の経営者で、あらゆる分野、年代のレコードの品揃えがあって楽しめ、世のレコード・ブームの話は知っていましたが、リアル店舗の出現はそのまま現実世界となりました。
「popeye」の最新刊は「レコードと時計」です。
ここ何年も時計雑誌を買う気になれなかったのは、お宝時計か、爆上がりの投機時計の内容のモノが主だったからです。
「クォーク」の白昼高級時計強奪事件の後の世界が、
「レコードと時計」という平和でノスタルジックな世界であることは喜ばしいことです。
40数年前に買ったTHE BAND「music from bigpink」
1950年代の「シチズン・カレンダー」
1980年代「セイコー・ダイバーズ150m」
時計の世界にハマるキッカケとなった時計達です。
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2023年4月8日
入学式や入社式も終わっての週末です。
この季節は只でさえ眠く、タラタラしてしまいますが、頑張って下さい。
今年度も仕事はつづけますので、のんびり始めようと思っていますが、ここ最近の傾向として、時計に関しては修理依頼のお客様が多く、これは2000年以降の機械時計、高級時計のブームの影響が大きいと分析しています。
とりあえず、「ロレックス」や「パネライ」や「カルティエ」や「オメガ」や「ブライトリング」やといった腕時計を使いはじめて、それから20年以上経過して、オーバーホール、それ以上の修理が必要となってきているのだと思います。
それらの対応に追われる日々を送っています。
SEIKO : KS chronometer 1970年
LONGINES : 1940年代
ROLEX : Oyster Perpetual Cal.1570 1970年
時計のムーブメントを眺めるのは個人的な趣味の一つなので、苦痛はありませんが、やっぱり「手巻き」の機械はイイですね。
国産では「キングセイコー」、スイスでは「ロンジン」の1930年代〜1960年代のモノが特に好みです。
自動巻きはパテックのムーヴメントが良いと思います。
ゴールドのローターが効いています。
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2023年4月1日
一月
二月
三月は
例年のようにあっという間に過ぎ去りました。
北陸の冬はことの外厳しいのですが、それも短く感じた2023年です。
そして早くも桜は満開となり、新年度がハジマリハジマリ。
CITIZEN : 「ジャリ O'clock」GOLD & SILVER by Shinro Ohtake
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